年収200万ダウンで転職した27歳。後悔がない理由

年収マイナス200万円・家賃補助0円の文字と、朝日に向かう階段へ歩き出すスーツ姿の男性の後ろ姿。年収が下がる転職を選んだ27歳 仕事・転職

「年収が下がる転職はやめとけ」。よく聞く言葉です。

僕は年収200万ダウン、家賃補助もゼロという条件で転職しました。今4ヶ月目ですが、後悔はありません。

何を基準に決めたのか。下がったあと、生活はどうなったのか。数字ごと書きます。

年収は200万下がって、家賃補助もゼロになった

先に数字を出します。

前職より、年収は200万ダウン。そのうえ家賃補助もゼロになりました。

抵抗はかなりありました。正直、この差はめちゃくちゃでかかったです。

年収が下がるのは自分だけ、と思っていませんか? 厚生労働省の令和6年「雇用動向調査」では、転職した人のうち29.4%は、前職より賃金が下がっています。約3割は、下がった側にいます。

問題は、下がったかどうかじゃなくて、何と引き換えに下げたかです。

下げたんじゃない。条件として引き受けた

僕にとって年収ダウンは、次のステップに行くための条件でした。

少し気になっていた営業を、異業種・未経験でやる。それなら仕方ない、と思ったんです。

トレードオフです。

ここ、言葉遊びに聞こえるかもしれないですけど、けっこう大事です。我慢として受け取るか、条件として受け取るか。同じ200万でも、意味がまったく変わるので。

もし今、年収が下がる求人を前にして迷っているなら、確認するのはここです。その下がる分を、あなたは何と交換しようとしていますか?

ここで迷えている時点で、現実はちゃんと見えています。迷わず飛べる人より、むしろ堅実です。

その「次のステップ」は、ざっくりしか描けていなかった

ここは正直に書きます。

次のステップと言っても、僕ははっきりとは描けていませんでした。営業とかコンサルとか、その程度です。何年後にどうなるという計画はなかった。

転職の記事を読むと、たいてい「目的を明確に」「キャリアプランを具体的に」と書いてあります。年収を下げるなら、なおさら設計しろ、と。

僕は、それをやっていません。

じゃあ、何を握って決めたのか? 2つだけでした。

1つは、自分が感情で動くタイプだということ。

もう1つは、直接お客さんと仕事をして、目に見える形で、自分の力で結果を残したいという気持ちです。

計画は描けていない。でも、自分がどこで心が動くかは分かっていた。僕の場合、判断材料はそれで足りました。

4ヶ月目の今、生活はどうなったか

実際どうなの? ってところですよね。

結論から言うと、生活には困っていません。積立もできています。200万下がって、家賃補助もゼロなのにです。

お金の使い方を、大きく変えたわけではありません。

ただ、前職のころより、使うときに気をつけるようになりました。

無駄な買い物をしない。買う前に、本当に必要かどうかを考える。衝動買いをしない。

やっているのは、それだけです。生活が回っているのは、ここが大きい。今の僕はそう思ってます。

とはいえ、ほしいものは今もたくさんあります。特に新しいものは買いたくなる…。買い物は、今は少し我慢してます。

でも、将来は我慢せずに買います!

モノは、持っているだけじゃなくて、使うことで価値が出る。だから買うなら、ちゃんと使うものを選びたい。

その200万を「取り戻す」つもりはない

ここまで書いてきて、1つ気づいたことがあります。

僕の中に、下がった200万を取り戻すという感覚が、そもそもありませんでした。

転職サイトの記事では、この発想がよく出てきます。何年で元の年収に戻るか、損益分岐点を先に計算しておけ。3年で前職を超える設計をしろ。そういう書き方です。

調べてみると、これを強くすすめているのは、主に転職を紹介する側でした。紹介する立場なら「下がるけど戻せます」と言えないと、話が前に進みませんから。

では、年収が下がる転職で迷っている人は、実際に何を知りたがっているのか。質問サイトを見ると、目立つのは「後悔しませんでしたか」「それでやっていけますか」です。いつ取り戻せるのか、という質問は、ほとんど見当たりませんでした。

そもそも、自分で理解して、納得して進んでいる道に対して、「取り戻す」という言葉は合いません。

取り戻すって、失ったものに対して使う言葉じゃないですか? 僕は200万を失ったんじゃなくて、条件として出しただけです。

こう書くと、負け惜しみに見えるかもしれません。取り戻せないから、そう言ってるだけだろ、と。実際、今は4ヶ月目で、証明できるものは何もありません。

それでも、34歳までに達成したい目標があります。前職の年収に戻すことは、その目標に入っていません。

まとめ

・年収は200万ダウン、家賃補助もゼロ。抵抗はかなりありました

・それでも決めたのは、次のステップに行くための条件として引き受けたからです

・4ヶ月目の今、生活には困っていません。積立もできています

今日からできること:気になっている求人の年収と、今の年収の差額を書き出してください。その横に、その差額と何を交換するのかを1行で書く。書けないなら、まだ決めるタイミングじゃないです。

僕のゴールは、お金を稼いで、周りにも与えられる人間になることです。

あなたが迷っているのは、下がる金額そのものですか? それとも、下げた先で何をするかが、まだ決まっていないことですか?

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