内定もらって、ホッとした。でも入社日が遅れて、宙ぶらりんの時間が、僕の前に広がってる。
そんなとき、初めて行った本屋で1冊の本に出会った。
『金持ちになれるかどうかは、感情が9割』(望月俊孝・ポプラ新書)。
タイトルだけ見ると、お金の本に見える。でも違う。これは、自分の感情と、どう付き合うかの本でした。
今日はその話をします。
偶然見つけた本だった
本屋に行ったのは、特別な理由があったわけじゃない。
ただ、入社まで時間があって、何か新しい本を読みたいなと思った。それだけ。何かしなきゃ、と焦りそうになる時間でもあったけど、これも運命だと思って、今できることをやるって決めた。いつも行く本屋じゃなくて、初めて行った場所だった。
棚を眺めていたら、立て掛けてある1冊が目に入った。それが『金持ちになれるかどうかは、感情が9割』でした。
正直、最初は「お金の本かな」と思った。タイトル的に。
でも、パラっと中をめくってみて、「あ、これは今の俺に必要なやつだ」って直感した。すぐにレジに持っていって、近くのカフェへ。ページをめくる手が少し早くなるのを感じながら、一気に読み切った。
章を読むと、すべての章タイトルが「迷ったら、●●する方を選ぼう」という構造になってる。
ワクワク、感謝、信頼、失敗。この4つの基準で迷いを解いていく構成でした。
これを見た瞬間、「今の俺にめちゃくちゃ必要なやつだ」って思った。だって、入社待ちで宙ぶらりんの今、毎日小さな迷いが出てくる。今日何をするか。何を優先するか。焦るべきか、焦らないでいいか。
その「迷ったとき、何を基準に選ぶか」の答えが、この本にはあった。
「感情が9割」の意味が、刺さった
タイトルの「感情が9割」って、最初は大げさじゃないかと思いました。
でも、読んでいくうちに、納得した。
頭で考えて選んだ道より、感情で「これだ」と感じた道の方が、結果的に自分を遠くに連れていってくれる。本を読みながら、そんな確信が強まっていきました。
これ、僕が前から大事にしてた価値観と、めっちゃ近かった。
僕は人生の選択を「好きかどうか」で決めるタイプです。理由はシンプルで、頭で考えて選んだ道より、「好き」で選んだ道の方が、結果的にうまくいくことが多かったから。
転職もそう。会社員不適合だと気づいたのもそう。ブログを始めたのもそう。全部、「これ、好きだな」っていう感覚に従って選んできた。
そして、「好き」を能動的に動かし続けると、それが自分の武器になる。これは、ブログを書き続けてきて気づいた法則です。
もとから、僕は感情で動くタイプでした。でも、この本を読んで、改めて感情で動くことの大事さが、はっきり分かった。
自分の価値観が、本によって裏付けられた感覚。これが、今の僕に必要だったんだと思います。
1番刺さったのは、「感謝」の章だった
この本は、あたりまえだと思ってることなのに、実はできてない大事なことを教えてくれる本でした。
その中で1番刺さったのが、「感謝」の章です。
実は、著者がこの章で書いていることは、以前見たYouTubeで誰かが同じことを言ってたんです。だから内容自体は知ってた。「感謝が大事」って、いろんな場所で耳にする話だし、自分でも「そうだよな」って思ってきました。
でも、この本を読んで、はっきり気づいた。俺は感謝を、表面上の言葉でしか使ってこなかった。
普段、「ありがとう」って言葉を使う場面はあります。何かを教えてもらったとき。手伝ってもらったとき。お礼を言うとき。誰だってそうだと思います。
でも、本当に気持ちを込めて、相手の目を見て「ありがとう」って言えてたか。
これが、できてなかった。
「ありがとう」を、口癖みたいに流してた瞬間が、たくさんあった。本当に感謝してる気持ちは確かにあるのに、それを伝える瞬間が、雑になってた。
これって、すごくもったいないなと思いました。
感謝の気持ちは、自分の中にちゃんとある。なのに、相手に届く形で出せてない。これじゃ、ある意味、感謝してないのと同じになる。
だから決めた。
これから毎日、「感謝とは何か」を考える。そして、小さい感謝を、ちゃんと相手の目を見て、気持ちを込めて伝える。
大きな感謝じゃなくていい。コンビニで店員さんに「ありがとう」って言うときも、ちゃんと目を見る。家族や友達に何かしてもらったときも、流さずに、しっかり伝える。
こんな小さなことから、自分は変われると思った。
もちろん、この本には「感謝」以外にも、ためになることが書かれてます。「ワクワク」「信頼」「失敗」の章。どれも、迷ったときの選び方を教えてくれる内容でした。
でも、僕にとっての入口は、「感謝」だった。
「今後実践していく」と決めた
本を読み終わって、決めたことが2つあります。
1つ目。この本に書いてあることを、1つずつ実践していくこと。
まずは「感謝」から。毎日、目を見て、気持ちを込めて伝える。数ヶ月続けたら、自分に何が変わってるかをまた書きます。
2つ目。この本を、毎日持ち歩くこと。
人は忘れてしまう生き物だと思うんです。1回読んで「分かった」って思っても、3日もすれば日常に流される。だからこそ、カバンに入れておくことで、すぐ読み返せる場所に置いておく。
迷ったときに、いつでも立ち戻れる場所として、カバンに入れておく。1回読んで終わりじゃなくて、迷いに直面した瞬間に開けるようにする。
入社待ちの今、時間はある。実践する余白も、ある。
偶然見つけた1冊が、こんなに自分に必要なものだったって、本屋に入る前は思ってもなかった。
でも、これがたぶん、本の出会い方なんだと思う。本は探すんじゃなくて、感情が「これだ」と反応する。
感情で本を選んだ。感情の本を読んだ。これからは、感情で選んで、感情に従って動く。
「好き」を能動的に動かし続けて、武器にしていく27歳の話は、こちらにも書いています。
趣味は続かなかった。ブログは続いてる。27歳が見つけた「好き × 能動」の違い
まとめ
入社待ちの時間に、偶然1冊の本に出会いました。
『金持ちになれるかどうかは、感情が9割』。
1番刺さったのは「感謝」の章でした。あたりまえなのに、できてなかった。「ありがとう」を口癖みたいに流してた自分に気づいた。
これから、目を見て、気持ちを込めて、小さい感謝から始めます。本は毎日カバンに入れて、迷ったら開けるようにする。
本との出会いって、計画して起こすものじゃなくて、感情が反応した瞬間に始まるんだと思いました。



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