お金を払うのが、楽しくなった。27歳の「脳の改革」2週間【シリーズ#2】

机に向かう男性と、お金の使い方をまとめたノート。27歳が2週間の「脳の改革」でお金と感謝の見方を変えた記録のアイキャッチ画像。 生き方・価値観

スーパーのコーヒーは120円。カフェのコーヒーは480円。

4倍です。少し前までの僕なら、迷わずこう思っていました。「スーパーの方が安いに決まってるじゃん」と。

でも今は、その比較の仕方そのものが間違ってたと思ってます。この2週間の「脳の改革」で、僕の中で一番大きく変わったのが、この「値段の見方」でした。

これは「2週間実践シリーズ」の2本目です。前回は2週間でやったこと全体を書きました。今回はその中の一つ、「感謝」と「お金の使い方」を深掘りします。といっても、この2つは僕の中で、最終的に同じ一つのことにつながりました。

「目を見てありがとう」が、できていなかった

まず始めたのは、感謝でした。

カフェやスーパーで支払いをするとき、相手の目を見て「ありがとうございます」と言う。たったそれだけ。文字にすると、当たり前すぎて拍子抜けするくらいの実践です。

でも、いざやろうとして気づきました。僕はこれまで、ちゃんと相手の目を見てお礼を言うことが、ほとんどなかった。

レジで「ありがとうございます」とは言ってた。でも、それは手元の財布を見ながらだったり、もう次の動作に入りながらだったり。口は動いてるけど、心は別のところにある。完全に流れ作業でした。

これは僕特有かもしれない、と思ってました。でも、同じように無意識でお礼を言ってる人は、きっと少なくないはずです。もし心当たりがある人がいたら、明日ちょっとだけ試してみてほしい。レジで、相手の目を見て「ありがとうございます」と言う。それだけで、自分がいかに今まで「言ってるつもり」だったかに気づきます。

無意識でやってたことを、意識してやる。これが、僕の脳の改革の入り口でした。

お金を払うとき「10倍になって戻っておいで」と思う

次にやったのが、お金の使い方です。

お金を払うとき、心の中で「10倍になって戻っておいで」と思う。これも、本で読んだ実践でした。

正直に言うと、最初にこの実践を知ったとき、「なるほど」と思いました。だって、お金を払うときにそんなこと、考えたこともなかったから。

実際にやってみると、続けているうちに、だんだん楽しくなってきました。

そして、自分なりにコツを見つけました。ただ「10倍になって戻っておいで」と思うだけより、その10倍の「金額」を具体的にイメージするんです。

500円のコーヒーなら、5,000円。1,000円の本なら、10,000円。頭の中で、その金額をはっきり思い浮かべる。

すると不思議なもので、「じゃあ、この5,000円ぶんの価値を、ちゃんと自分は引き出せてるかな」という意識が働き始める。お金を払って終わり、じゃなくなる。払ったあとが始まりになる。

お金の価値は、払った瞬間に決まるんじゃない。払ったあと、自分がどう動くかで決まる。

スーパーのコーヒーとカフェのコーヒー、本当の違い

そして、感謝とお金の実践を続けていくうちに、冒頭のコーヒーの話につながりました。

スーパーのコーヒーは120円。カフェのコーヒーは480円。

値段だけ見れば、カフェは4倍です。でも、カフェで払ってるのは、コーヒー代だけじゃなかった。

あの空間。落ち着いて座れる席。ネット環境。お冷。心地いいBGM。一人で考えごとをしたり、本を読んだり、こうやって記事を書いたりできる時間そのもの。

そのすべてを、480円で提供してもらっている。そう気づいた瞬間、「高い」という感覚が消えました。

何も考えなければ、これは当たり前です。カフェにそういう環境があることくらい、誰でも知ってる。でも、当たり前すぎて、その本質的な価値に感謝することは、まずない。

僕がこの2週間で手に入れたのは、これです。目の前のものの「本質的な価値」に、目を向けられるようになったこと。

感謝も、お金も、結局は同じことでした。人がしてくれたことの本質に気づくのが感謝。払ったものの本質に気づくのがお金。どちらも、「当たり前」の奥にある価値を見る、という一つの行為だったんです。

お金の話だけじゃ、なかった

この「本質価値を見る」感覚は、買い物の場面だけにとどまりませんでした。

たとえば、ボランティア活動やそのイベントに参加したとき。以前なら「参加した」で終わっていた。でも今は、こう思えるようになりました。

こういう場を用意してくれること自体が、すごくありがたい。そして、その場で僕は学びを得て、成長できる。だったら、参加費や時間以上のものを、僕はもう受け取ってる。

この時代、便利で、いろんなものが当たり前に手に入ります。当たり前すぎるからこそ、その奥にある価値に気づけないことが、きっとたくさんある。

120円と480円を、値段だけで比べていた頃の僕は、その「当たり前の奥」を、ずっと見落としていました。

まとめ:値段の奥にある、本当の価値

この記事で伝えたかったことを、3つにまとめます。

1つ目。感謝は、相手の目を見て、意味を込めて言う。無意識の流れ作業を、意識した行為に変えるだけで、見える景色が変わる。

2つ目。お金は、払って終わりじゃない。10倍の金額をイメージして、その価値を自分で引き出しにいく。お金の価値は、払ったあとの自分の動きで決まる。

3つ目。感謝もお金も、結局は「当たり前の奥にある本質価値を見る」という一つのこと。これができると、日常の解像度が上がる。

これも、僕にとっては「本来の自分を取り戻す」プロセスの一部でした。値段や損得でしか物を見られなかった自分から、その奥を見られる自分へ。これはたぶん、もともと感じられたはずの感覚を、取り戻しただけなんだと今は思ってます。

「脳の改革」の具体的な実践方法については、いずれnoteの有料記事で書く予定です。ブログでは気づきと結果を、noteではその深掘りを。

次回も、2週間実践シリーズの続きを書いていきます。

このシリーズの1本目、2週間でやったこと全体については、こちらにまとめています。人生で一番大事な1ヶ月だった。27歳が離職中にやった「脳の改革」2週間【シリーズ#1】

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