会社員に向いてない人の特徴6つ。転職2ヶ月で2つは間違いだった

階段に座って考え込む若い男性 仕事・転職

「会社員に向いてない気がする」

僕はこの記事を、会社を辞めて転職活動をしていたときに書きました。向いてない人の特徴を6つ挙げて、全部自分に当てはまっていた。

あれから転職して、2ヶ月。結論から言います。6つのうち2つは、間違いでした。

そもそも「会社員不適合者」って何?

別に、仕事ができないとか、人間関係が苦手とか、そういう話じゃないです。

「一般的な会社員の働き方が、自分の価値観とどうしても合わない」という感覚のことです。

なんのために働いてるかわからない。そういう違和感がずっと消えない人のことを、僕は勝手に「会社員不適合者」って呼んでます。自分でそう名乗って、このブログを書いてます。

決して悪いことじゃない。むしろ、その違和感に気づいてる時点で、自分の価値観がちゃんとあるということです。

僕がバックオフィスで感じてた違和感については、こちらの記事にも書いています。
バックオフィス4年間、ずっと漠然と不安だった話【このままでいいのか病】

特徴① 自分で決めて動いた仕事だけが、楽しかった

4年間で、一度だけ本気で動いたことがあります。

自分が担当していた領域を良くしたくて、社内を動かそうとした。いろんな部署の人に話を聞いて、情報を集めて、間違いがないように資料にまとめました。数ヶ月かかりました。

一番考えたのは、どこでぶつけるかです。

決裁権を持っている人が誰なのかを見極めないと、どれだけいい資料を作っても意味がない。決裁者がいない会議で話しても通らないからです。だから僕は、年に1〜2回しかない大きな会議に持っていきました。

結果は、通りませんでした。数ヶ月かけて、失敗です。

でも、あの仕事は楽しかった。

成果は何も出ていない。それでも、4年間で一番おもしろかった仕事はこれです。逆に、上から降りてきた仕事は、どれだけ処理しても何も残らなかった。

この差はなんだろう、とずっと考えていました。

特徴② 上の人との飲み会が、時間の無駄に感じた

誤解のないように書くと、飲み会そのものが嫌いなわけじゃないです。

しんどかったのは、上の人と行く飲み会でした。

あの場で、僕が主体的に話すことはありません。ずっと聞いてる。たまに相槌を打って、少し話す。それだけです。楽しいかというと、楽しくない。ただ気疲れするだけで、早く帰りたかった。

そして翌日も仕事です。

結局のところ、僕は「あの時間を自分に使いたかった」だけでした。何かを得られる場ならまだしも、そうでもない。だったら自分の時間にしたいし、ゆっくりしたい。

気を遣わずに話せる相手となら、飲みに行くのは全然平気です。問題は飲み会じゃなくて、その時間を自分で選べていないことでした。

特徴③ 社内の評価のために動くことに、意味を感じなかった

「自分は誰のために仕事してるんだろう」と考えたとき、答えが「社内のため」になってることに気づきました。

気づいたときは、ちょっとショックでした。

社内の誰かに認めてもらうために動く。そのために資料を整える。そのために調整する。でもそれ、世の中のためには何もなっていないんですよね。

今でもそう思ってます。社内評価のために動くことに、僕は意味を感じない。理解もできない。

もちろん、うまく言語化できない部分もあります。ただ感情として「いや、これはどう見てもおかしいだろう」と思ってしまう。その感覚が消えなかった。

僕は結局、感情で動くタイプなんだと思います。納得できないものには、体が動かない。

特徴④ 社内調整ばかりで、外に価値を出せてる気がしなかった

バックオフィスという仕事柄もありましたが、仕事の大半が「誰かに届かない作業」でした。

書類を作る。データを整理する。部署間の調整をする。もちろん必要な仕事です。でも、「これって誰かの役に立ってるのかな」という実感が持てなかった。

僕がやりたかったのは、もっとシンプルなことです。人と直接やりとりする仕事がしたかった。

目の前に相手がいて、自分が何かをして、反応がその場で返ってくる。あとから思えば「ありがとう」と言われたかったのもあるかもしれません。でも当時の気持ちに近いのは、もっと手前の「直接やりとりしたい」でした。

もしあなたも同じ違和感を持ってるなら、それは弱さじゃない。「直接価値を届けたい」っていう、ちゃんとした自分の軸があるということです。

特徴⑤ ホワイトカラーが、入社した瞬間から合わなかった

これ、入社してすぐ気づいたんですよね。「あ、なんか違う」って。

デスクに座って、パソコンを見て、書類を読んで。そういう働き方が、体に合わない感じがした。最初は「慣れれば大丈夫」と思ってたんですが、4年経っても慣れなかった。

読み物中心の仕事もきつかった。長い資料を読んで、内容を整理して、また書類にまとめる。それを毎日繰り返す。「こういう仕事が得意な人もいるんだろうな」とは思うんですが、僕じゃなかった。

体を動かして、人と話して、直接反応が返ってくる仕事がしたい。だから営業職への転職を決めました。

特徴⑥ AIでもできる仕事を、人力でやっていた

これは辞める直前の話ですが、じわじわしんどくなった原因のひとつです。

社内資料を作る。メールの文面を整える。データを整理する。定型的な確認作業をする。

ある時期から、「これ、AIでもできるんじゃないか」と思う瞬間が増えました。

でも、もっと引っかかっていたのはそこじゃないです。

AI以前に、仕組み化すらされていなかった。

紙でやってることを電子化すれば早くなる。誰かが調べた情報をまとめて置いておけば、いちいち上司に聞かなくても自分で探せる。そういう当たり前のことが、されていない。

だから毎回、人に聞く。毎回、同じ手間をかける。パワープレーです。それが普通に通っている。

意味を成してないな、とずっと思っていました。

そして仕事の中身を見ると、「自分じゃなくてもいいんじゃないか」という感覚が積み重なっていく。替えがきかない存在になりたい、と思うようになったのはこの頃です。

会社を辞めてから気づいた「自分の武器のなさ」については、こちらにも書いています。
会社辞めて気づいた、”自分の武器”が何もなかった話【27歳の正直な焦り】

転職して2ヶ月。6つの特徴は、どうなったか

ここからが本題です。

あの後、僕は転職しました。20社落ちて、そこからです。その記録は面接に落ち続ける理由は、教えてもらえない。20社落ちた僕の記録に書きました。

今は営業職として働いています。今の職場に、不満はありません。前職と正反対です。

その状態で6つを見返したとき、はっきりしたことがありました。

取り消し1:ホワイトカラーは、体に合わないわけじゃなかった

今の仕事も、分類すればホワイトカラーです。

でも、あの「体に合わない」感覚は今まったくありません。ゼロです。

つまりこういうことでした。合わなかったのは、ホワイトカラーという働き方じゃない。前職の仕事の中身が合わなかっただけです。

僕は「ホワイトカラー全部がダメなんだ」と思い込んでいた。でも実際は、ホワイトカラーの中にもいろんな種類があって、そのうちの1つが合わなかった。ただそれだけの話だった。

1つの職場しか知らなかったから、そこで感じた違和感を「働き方そのもの」の問題だと思い込んでいたんです。

取り消し2:AIに代替される、という予想は外れた

正直に書きます。転職する前、僕はこう思っていました。

「この手の仕事って、そのうち人がいらなくなるんじゃないか」

ネットで完結する時代に、わざわざ人に会いに来る人がどれだけいるんだろう、と。

実際に入ってみて、予想は外れました。想像していたより、はるかに多くの人が相談に来ます。

人は、人に相談しに来る。調べれば分かることでも、目の前の誰かに確認したくて来る。この需要は、思っていたよりずっと根深い。

この先どうなるかは分かりません。でも今のところ、この仕事には人が必要です。

でも、パワープレーは今もある。変わったのは僕のほうだった

ここが、一番驚いたところです。

⑥で書いた「仕組み化されていない」という状況、今の職場にも普通にあります。

情報は意外と共有されない。新しい知識は、自分で取りに行かないと入ってこない。前職で「意味を成してないな」と思っていた景色と、実はそんなに変わらないんです。

でも、僕の反応がまるで違う。

今は、分からないことが出てきたらその場で調べます。ほぼ毎日です。誰にも言われていません。前職では、こんなことしなかった。

そして、自分で取りに行くから仕事が楽しくなる。楽しいから、学びも増えていく。

環境は同じでした。変わったのは、自分の立ち位置だけです。

①は、今も同じだった

自分で決めて動いた仕事だけが楽しい。これは今もまったく変わっていません。

ひとつ、思い出したことがあります。

前職で給与体系が見直されるとき、社員一人ひとりに話を聞く場がありました。そこで僕は「年功序列より成果型のほうがいいんじゃないか」という話をしています。

でも今は、そう思っていません。

年功序列が合う職場もあれば、成果が反映される仕組みのほうが合う職場もある。大事なのは制度の種類じゃなくて、その職場に合っているかどうかです。制度そのものに良い悪いはない。

つまり当時の僕は、制度の問題だと思って発言していた。でも本当に引っかかっていたのは、そこじゃなかったんです。

僕は昔から、人に指図されるのが本当に苦手でした。「これやって」「あれやって」と一方的に決められると、それだけでやる気が消える。逆に、自分で考えて動くことなら、放っておいても続く。

制度が嫌だったんじゃない。自分で決めていなかったことが嫌だったんです。

②は、シンプルになった

飲み会は、必要なら行く。必要じゃないなら行かない。それだけになりました。

苦手だから避ける、でもなくなった。行くか行かないかを、その都度自分で決めてるだけです。

③④は、相手が変わった。でも癖は残っていた

社内の評価を気にする仕事から、目の前の人と直接やりとりする仕事に変わりました。ここは狙いどおりです。

でも、こんなことがありました。

その日は残業が入って、終わるのが遅くなりました。仕事は終わっている。すぐ帰ればいい。なのに僕は帰らず、みんなが帰るのを待っていた。

そして何人かと一緒に駅へ向かい、そのまま電車に乗った。半分ぼーっとしていたのもあります。本来なら途中で乗り換えるはずのところを、乗り換えなかった。人と話しながら、そのまま座っていた。

結果、定期の範囲外まで乗ってしまって、その分の運賃を払いました。

金額は大したことないです。問題はそこじゃない。乗り換えが必要なことを、僕は最初から知っていたんです。知っていて、やらなかった。

「人に合わせない」と決めていたのに、人に合わせた。時間が大事だと分かっていたのに、みんなが帰るのを待った。

環境を変えても、癖はついてきます。会社を変えれば全部リセットされる、なんてことはなかった。

ただ、この日のことをマイナスだとは思っていません。むしろ一番の収穫でした。「あ、まだ人に合わせてるな」と自分ではっきり気づけたから。気づかないまま続けるより、運賃を払って気づいたほうが、ずっと安い。

同じことは、もうしません。

不適合だったのは、「会社員」じゃなかった

6つを見返して、はっきりしたことがあります。

僕は、会社員という働き方が合わなかったわけじゃない。今も会社員として働いていて、不満はありません。

合わなかったのは、もっと手前にあるものでした。

自分で決めていない、という状態です。

前職の4年間を思い返すと、僕は何ひとつ自分で決めていませんでした。やりたいことが特になかった。だから流れに任せた。就職も、その先も。目の前に来たものを、そのまま受け取っていただけです。

そうやって過ごした4年間が、あの6つの違和感になった。

だから、たった一度だけ自分で決めて動いた仕事が、失敗したのに楽しかったんです。

今は違います。行きたい道がある。そこに向かって動いている。誰かに決められた道じゃなく、自分で選んだ道だから、しんどい日があっても納得できる。

この差だけです。会社の制度でも、職種でも、上司でもなかった。

だから、もしあなたが「会社員に向いてない気がする」と感じているなら、一度切り分けてみてほしい。

本当に会社員という形が合わないのか。それとも、自分で決めていない状態が合わないのか。

後者なら、辞めなくても変えられる部分があります。そして前者だったとしても、切り分けた上で辞めたほうが、次の選択が確実に良くなる。

まとめ

会社員に向いてない人の特徴6つと、転職後の答え合わせをまとめます。

① 自分で決めて動いた仕事だけが楽しい
→ 今も同じ。制度の問題だと思っていたけど、違った。

② 上の人との飲み会が時間の無駄に感じる
→ 必要なら行く。必要じゃないなら行かない。それだけになった。

③ 社内の評価のために動くことに意味を感じない
→ 向き合う相手は変わった。でも人に合わせる癖は残っていた。

④ 社内調整ばかりで外に価値を出せてる気がしない
→ 人と直接やりとりする仕事になった。ここは狙いどおり。

⑤ ホワイトカラーが体に合わない
取り消し。合わなかったのは働き方じゃなく、前職の中身だった。

⑥ AIでもできる仕事を人力でやっている
取り消し。人は必要だった。そして同じ状況は今もあるのに、僕の反応だけが変わった。

6つ挙げて、2つは間違い。残ったものも、形が変わりました。

そして分かったのは、僕は会社員に向いてなかったんじゃないということ。自分の人生を、自分で決めていなかっただけです。

今日からできること:6つのうち、当てはまったものを書き出してみてください。

そのうえで1つずつ、「これは会社員だから起きてることか? それとも、自分で決めていないから起きてることか?」と分けてみる。分けた瞬間に、辞める以外の選択肢が見えてきます。

合わない場所で消耗し続けるより、自分で決めて動いたほうが、絶対に楽しい。人生は楽しく生きたもん勝ち、それが自由!!

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